アメリカで公共交通機関が乏しい理由

アメリカで公共交通機関が乏しい理由

アメリカに行ったことがある方は、誰しも、不便だなと感じたことがあるのではないでしょうか。ハワイに語学留学していたときも思いました。
ニューヨークなどであれば、地下鉄が観光地であるマンハッタンを網羅しているので問題ありませんが、ロサンゼルス、それにシカゴやアトランタなど、どこも電車が走っていますが、「ああ、イライラする」なんて思ったことがありますよね。

まず、電車が走っていても、メジャーな交通機関ではないので、とにかく来るのが遅かったり、スピードも各停しかなくてイライラします。
さらに、バスになると乗り換えもあったりでさらに複雑です。

こういった状況を作り上げたのは、アメリカを車社会にしようと考えた昔の政府です。
自動車関連企業がアメリカの政府や財政を助けているため、それを応援するためにこんな制度になりました。

結局、移動距離も多く、地下鉄の駅がある区間内に住める人は限られているので、こういった期間ができても、アメリカは車社会のまま今も続いています。